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第34回日本顎咬合学会 学術大会・総会

平成28年6月11日(土)、12日(日)に開催されました第34回日本顎咬合学会 学術大会・総会に参加してまいりました。
毎年参加させて頂いているこの大会ですが、今回はコーヌステレスコープシステムについての口演をさせて頂いたり、この学会が発行している学術雑誌『咬み合わせの科学』の編集(査読)委員に任命して頂いた上での参加ということもあって、特に印象に残る大会となりました。
私自身の口演の内容は、このホームページの『講演・発表』のページに掲載させて頂いておりますのでここでは省略させて頂くことにして、編集(査読)委員としての初仕事となったアメリカから招聘したTakei先生とKlokkevold先生の講演内容の『咬み合わせの科学』へのレポート出稿の仕事は、その責任の上からも熱心に聴講せざるを得ず、また内容的にも非常に興味深いものでしたのでここで紹介させて頂きます。
両先生とも熱心にご講演くださったのですが、特に、Takei先生の語り口には、情熱や信念が感じられ、『歯科医師は歯科医師であるより口腔医であれ』ということなど、非常に感銘を受ける内容が多くありました。
技術的な面では、天然歯の歯根面は比較的平坦であるのに対し、インプラントはネジ山があるのでルートプレーニングが実質的には不可能である点、さらにはインプラント体と歯冠部の幅径の大きな差が、清掃性をさらに悪くしている点を指摘されました。
またインプラントは、天然歯と違って、歯頚部付近の靭帯接合がないから、歯頚部からの細菌侵入を簡単に許してしまうと言われ、『残せる天然歯をできるだけ抜かないで下さい』と強調され、天然歯を残すために患者に適切な時期での行動変容、つまり動機づけを起こさせることこそが重要であるということを、ビデオを通してご説明頂いたことは、非常に印象的でした。
『咬み合わせの科学』の編集(査読)委員は、少なくとも今後何年かは続けさせて頂くことになると思いますので、こうした高度な知識に接する機会も多くなると思われ、来年以降の参加も楽しみになってまいりました。

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