日本顎咬合学会誌『咬み合わせの科学』平成27年11月25日発行 第35 巻 第 3号 論文発表
私の『包括一貫治療システムとしてのコーヌステレスコープ義歯』という考えを、非常によく理解して下さっている先生から、日本顎咬合学会誌に論文を書いてみてはどうかというお誘いを受け、まず包括一貫治療としてのコーヌスの概論を記した論文を書かせて頂きました。
日本ではもちろん、世界的に見ても、『初老期から終末期までを見据えた具体的かつ実践的な治療法』という考えはあまりなく、そういった意味で、私の考え方はユニークなのだろうと思っております。
私のコーヌスに対する考え方は、決して終末期だけを見すえた治療法ではなく、今現在の難症例にもうまく対応しながら、あるいは噛む機能も充分に備えながら、十年後や二十年後に、かなり老化が進んできても無難にうまく対応できますというものです。
今後、そういった老化に向かっての長期経過を記した二本目の論文も書かせて頂くことになっておりますので、またこの場でご紹介させて頂きたいと思っております。
森本剛コーヌス論文1 日本顎咬合学会誌『咬み合わせの科学』平成27年11月25日発行 第35 巻 第 3号 pdfは、ここをクリックしてください