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平成25年度 日本補綴歯科学会 関西支部総会・学術大会

平成25年11月23日(土)、24日(日)に大阪歯科大学創立100周年記念館において開催されました平成25年度 日本補綴歯科学会 関西支部総会・学術大会に参加してまいりました。
地方会は若手の登竜門と位置づけられていますので、私は最近はほとんど参加することはないのですが、今回はコーヌスの権威である元東京医科歯科大学の五十嵐順正教授の特別講演があったこともあって、さらにはご依頼いただいていた大阪歯科大学同窓会様のポストグラデュエートコースでの講演関係者が一堂に会することができるとあって、参加させていただきました。
一般口演で興味を引かれたのが、『口唇閉鎖時とスマイル時の顔貌写真に対する注視点分析』でした。 ある程度予測されたことではありますが、口唇閉鎖時は目、スマイル時では口に注視点が行くという納得しやすい結果で、顔貌全体の審美を考える上においても、やはり歯の要素は欠かせないということが裏付けられました。
五十嵐先生の『欠損補綴治療の要諦-長期経過症例から学ぶ』の特別講演は、これ以上ないくらい集中して拝聴いたしました。 コーヌスの基礎になる理論や考え方を改めて学ぶことができただけではなく、コーヌスの長期症例を見せていただけたことで、私の今後の臨床がさらに深くなっただけでなく、『短縮歯列』という概念の科学的な裏付けをしっかりと理解できたことによって、難症例に対する考え方に幅が広がって自信も持てるようになったのではないかと考えています。
また、学会後に行われた懇親会の場で、大阪歯科大学同窓会のポストグラデュエートコース講演会の日程が平成26年7月27日と決定したこと、さらには、偶然お会いした阪大歯学部第一補綴の中村隆志先生とのコーヌスに関する雑談から、阪大歯学部第一補綴学講座内でのセミナー講演(平成26年1月22日)のご依頼も頂けることになり、大変発展性のある有意義な学会参加になったと非常に嬉しい思いをいたしました。
左上写真は懇親会の場で、向かって右から五十嵐先生、森本、阪大歯学部での恩師である第二補綴学講座元教授の野首孝祠先生。

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