日本顎咬合学会誌『咬み合わせの科学』平成28年4月25日発行 第36 巻 第1・2合併号 論文発表
平成27年11月25日発行の第35巻第3号に続いて、コーヌスに関する論文を発表させていただきました。
今回の論文は、題名こそ前回の論文とずいぶん違っていますが、私の中では前回の論文の続きになっています。つまり、前回の論文では、コーヌスの持つ最大の特徴である『補綴前処置・補綴処置・補綴後処置』のうち、『補綴前処置・補綴処置』を詳しく書いたものであり、今回の論文では、『補綴後処置』を詳しく書かせていただきました。 これは、論文の投稿規定上、多くの枚数を一度には掲載させていただけないので、止むを得ず二つに分けたということが、その理由となります。
この二つの論文では、私のコーヌスに対する考え方や知識・症例のほんの一部を書かせていただいたに過ぎませんが、枚数等に規定がある中での概略を披露させていただけたということでは、満足いたしております。
ただ、これは私のミス、注意力の不足以外の何ものでもありませんが、両方の論文中に、いくつかのミスが見つかっております。
一方、この二つの論文を高くご評価いただいたようで、このたび、この『日本顎咬合学会誌 咬みあわせの科学』の編集委員(査読委員)に就任させて頂くことになりました。査読委員の仕事は、内容そのものを審査することですが、こういったケアレスミス的なものも充分にチェックさせて頂かねばならないなと、気を引き締めているところでございます。
森本剛コーヌス論文2 日本顎咬合学会誌『咬み合わせの科学』平成28年4月25日発行 第36 巻 第1・2合併号 pdfは、ここをクリックしてください